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昨日、父の日にて  [2014年06月16日]
”昨日、父の日にて”


もう、何年になるだろうか?

神戸大震災の年に

家内の父親はガンのため

苦しい闘病生活を、過ごし

最後は、娘の顔も識別できないくらいになり

息を引き取ったのです。。。



「福山です、初めまして」



「はい。。。。。。。」



「よろしくお願い申し上げます。」

「。。。。。」



初めて、義父に会ったのは

30年以上も前のことですが

その時の印象は

「こんな、寡黙な人がいるんだ」

と思ったくらいで。。


当時の彼女のイメージとは

180度違ったタイプの父親

本当に、どうしていいのかわからず


部屋に置いてあった将棋盤を見て


「お父さん、将棋されるんですか?」

「君もするのか?。。」

「いやぁ、あんまり出来ませんが。。」

ハサミ将棋なら、ハハハ!!」

「そうですか。。。」


沈黙。。。。



「お父さん、何か飲みますか?」

「わしは、酒は飲まん。。」

「あっ!一緒ですね、僕も飲めないんです。。」


沈黙。。。。


「お父さん、今日はいい天気ですね」

「そうか。。。」


沈黙。。。。



恐ろしく寡黙なのである。。


しかし、私達が結婚して

10年も経たない内に

ガンが見つかり

余命3年と言われたのです。


家族で相談し

お父さんには言わないでおこうと


でも、結果

自分の身体を一番知っていたのは

お父さんで、 ガンとわかっていても

表情ひとつ変えることなく

誰にも聞くことも無く

病院のベットで

力強くガンと戦っていたのです。


病院の先生が


「多分、かなり、ガン治療のせいで

 身体は、しんどいと思います」


と 言われたのですが

家内とお見舞いに行くと

痛さを訴えることなく

優しい、本当に優しい笑顔で

私達を迎えてくれたのです。。


きっと、身体はかなりの悲鳴

あげていただろうに。。


「ええか、よしこ

 食べたいもんは、食べれる時に 

  食べときよ!我慢したらあかん。。」


と、自分が、ガンになり

食事の制限をされるだけじゃ無く

元気だった日頃から

健康に気をつけて

食に気をつけていた のに

ガンに冒された自分

無念だったのか

家内に、吐き出す様に

亡くなる間際に言った言葉が

家内は忘れられないのでいるのです。。


しかし、亡くなる数日前に

病室で私二人になったのです。


寡黙なお父さん

私のバカ話に、声をあげて

笑ってくれたのです。

散々、バカな自分の失敗話にも

真剣に聞いてくれ あいづちを

うちながら楽しそうに笑ってくれたのです。。


そして、一通りの話が一段落した頃

急に 私の手を力強く握り。。

寡黙なお父さんが、力強く


しょうちゃん、よしこ、たのんだよ


と言われたのです。


その顔が何年経っても

忘れられないのです。


今迄の、笑い話の後に

あまりにも突然だったので


任せてください。。」


と不覚にも

病床の上の苦しいお父さんの

目の前で 泣いてしまったのです。。


それから、わずか一週間

亡くなったお父さんは


まるで、生きている様で。。


なんの親孝行も出来ず

大事に手塩にかけ育てた可愛い娘を

こんな、ろくでなしに取られたと

思われているんじゃないかと。。


お父さんに、何一つ

いい思いをさせてあげる事が

出来なかった私は

いつもお父さんの寡黙な顔を思い出し

自分がそうである様に

娘と言うものは、父親にとって

特別な存在であると言うこと

どんな気持ちで娘を溺愛していたのか

わかるこの歳になって

お父さんの、気持ちが

私の夫婦としての

大切にしなければ、といつも

気を引き締める

お父さんが亡くなり

本当に何年経っても

いつも見られている気がして

ならないのです。


そして、最後に言った

 

たのんだよ


この言葉を絶対に裏切るまい

と思い、家内を
 
大事にして来たつもり?なのです。


昨日、父の日に、思うのは

わずか、家内が33歳の時に

失った大事なお父さんに。。


「生きていたら

 家内は父親に

 何かプレゼントをしたであろうに」


「お父さんが生きていたら

 家内は きっと もっと

  幸せだったんじゃないか」と。。


「お父さん、今の僕は貴方から見て

 許して?頂いているのでしょうか?」


最後までご愛読ありがとうございます。


いい人から亡くなるんですね、人間て。。


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Posted at 09:48